城攻めに加わったすべての大名家及び幕府衆らの陣が色分けされ(細川家は赤)、塀際の堀道など籠城側の防御施設も多く書き込まれている。伝来状況からみて、松井興長らが統括する細川家の論功の場で家臣の申請内容を検証するために作成された絵図と推察される。本絵図の最大の特徴は、各大名家の仕寄場(城攻め持場)の状況を極めて具体的に描いている点にあり、その描写の多くが同時代の文書史料の内容と合致する。また。臼杵藩主稲葉家に本図の写しとみられる絵図が伝存することも、本絵図のオリジナル史料としての価値の高さを示す。
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帰属:熊本大学附属図書館 Kumamoto University Library, Japan
分類:松井家文書
貴重資料:松井家文書 第二 一紙文書
整理番号(文書番号):4011
年代(日付):[寛永15年(1638)]
内容:原城攻めの全貌-島原一揆における幕藩軍の原城(有馬城)攻めの様相を描く
員数:1枚
体裁:絵図
法量(cm):縦132.0 横152.5
状態:平成30年度修理
二次利用・権利関係:
本資料は事前の利用申請なく二次利用ができます。
(利用後の連絡が必要なものもあります)
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