成敗直後、国元の家老衆に、事件の具体的な状況・証人を明記した七か条の釈明書を書き送って、父への取り成しを頼んだ。 本史料には、今まで詳しくは判らなかった名古屋城普請の多くの情報が含まれている。河戸(こうず)、古井(こい)村の細川家石切場は初めて明らかになった。石出しの様子、幕府の普請奉行や他の大名家との交流の様子、名古屋の小屋場での様子など、普請現場をリアルに感じ取ることができる。
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帰属:熊本大学附属図書館 Kumamoto University Library, Japan
分類:松井家文書
貴重資料:松井家文書 第二 一紙文書
整理番号(文書番号):435
年代(日付):[慶長15年(1610)] 5月14日
内容: 名古屋城公儀普請で父細川忠興の名代となり現場で采配を振るった細川内記(忠利)が、小倉の家老衆に宛てて出したもの。表題の岡村半右衛門尉は、細川家普請奉行三人のうちの一人。忠利による忠興の寵臣・岡村半右衛門成敗に関する委細書
差出・作成:内記 忠利(花押)
宛所:松井佐渡、加々山隼人、沢村大学
員数:1通
体裁:竪継紙(続紙2)
法量(cm):縦33.2 横94.6
状態:令和元年度修理
備考:(書出し)一 山口にて普請之割符+N10
二次利用・権利関係:
本資料は事前の利用申請なく二次利用ができます。
(利用後の連絡が必要なものもあります)
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